映画見て参りました!
空いてる時に行けばいいやーってのほほんしてたら、荒れ狂うツイッターのTLに触発されて初日仕事後にサンシャイン突撃しましたよ!
ほずみちょれえええwwwとか突っ込まれたけど、うるさいよ!↓ややネタバレ入る頭領全体図 映画見てない方は注意
http://trenety.net/nikki/2013/zatugaki0004.jpg
ネタバレの為以下反転です。一日経って落ち着いて書き綴ってたらえらい長くなっちゃった。
・歳ちづ、鬼好きは損しない
・序盤の雪村の里!里襲撃!!兄妹!!兄さま!兄さま!兄さまー!!(←いきなりテンション上がった)
・縛られて転がされた千鶴を囲む隊士達の図がすげええシュールで噴出しそうになった。ちょっ…距離近っ!めっさ近っ!寿司詰めっつーかみっちり入ってる!
・背景綺麗!!めっさ綺麗!!パンフの鬼視点がその発想は無かった感
・回想シーンで京都に向かう綱道さんにお守りを渡す千鶴。髪切る前なので普通の街娘みたいに髪結って普通の女の子の格好しているの可愛い
・こそこそと障子越しに話を盗み聞きする三馬鹿に会場中から失笑
・千 鶴 鬼 化 !!まさかの鬼化!!同族の力(頭領)に引っ張られる感じで鬼化したり、怒りや感情が高まった事で半鬼化覚醒する千鶴。変若水使わずにも出来ちゃったのはやっぱり完全覚醒じゃなく半覚醒だから?
あれ見て変若水使わなくても、鬼の血が濃ければある程度同族の力の影響とか受けるのかなと思いました。
(以下十鬼の絆ネタ含む)
十鬼の絆だと鬼化自体が禁忌で頭領ズしか鬼化しない・できない様な描写あったので、鬼の一族の中でも鬼化するには血の濃さ+方法は口伝で直接身体に感覚を覚えさせる方法取ってて普通の鬼は本来の姿になる事自体出来ないんじゃないかと思いました。
西鬼三人は子供の頃から訓練とかしててひょいひょい鬼化出来るのかなーっと。雪村家は頭領死んだのと跡取りが子供過ぎてまだその訓練とか受ける前だったとかね。綱道さんは雪村分家の弱い鬼らしいので自力で鬼化出来ないみたいですし。
・アニメ版以上に足蹴りを使う頭領。裾が乱れるなんて、そんなはしたないまね勿論しないよ
・薩摩の偉いおっさんと伊東さんの密談にハラハラ…………ではなく、その後ろに控える頭領と天霧に手に汗握った。正直椅子に座った二人まで気が回らなかった。重要なのは後ろにありき!!
風間家と天霧家の頭領コンビをはべらすおっさんは一体何奴だ!と。まるで借りてきた猫の様に黙って直立不動で警護する頭領と天霧の絵面は結構可愛かったけど、あの頭領が黙って警護するほどの先祖の恩義ってなんぞやー。
あの頭領見て、頭領にはいつだって何処だって堂々とどっしりと構えてて貰いたいと心底思いました。ちーさんは不遜な位、偉そうにけだるげにお殿様しててくれた方が私の心情的にほっとします。勿論頭領的意味で。
・鬼共の人外染みた動きが余す事なく随所に描かれててにやにや。ビュンビュンッシュッサッフワッ―って鬼共、鬼の力隠す気さらさら無いね。早いね君等。
・天霧の肉体美技ににやにやするほか無い。硬てえ!まるでダイヤモンドアームズ。刀とかぬるいっす。かわいい。信じられない位可愛い。さよならする度にお辞儀しちゃう可愛さマジプライスレス。あの可愛さ半端なかった。
・ぬいは早いっつーより、軽業師の様な跳躍力が沢山描かれてた
・ちーさん早い。攻撃派手。なんかやっぱり早い。ちーさんの残像出演。力が減退した幕末の風間家の頭領でこの速さじゃ、戦国時代の”涼森家”はどんだけ早かったんだとww(十鬼の絆ネタです)
新選組!!お前に足りないものは、それは!情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ!そしてなによりもォォォオオオオッ!!速さが足りない!!
そんくらい早かった。あの兄貴の様に熱くは無いけれど。
・頭領の鬼化演出が派手。ついに俺達の頭領がエレメンツの加護を…!!?とか頭領は風のネクストだったんだ!とかそんなツッコミを入れたくなる派手さ。
千鶴の鬼化を促す演出の時とか凄く派手でしたね。戦闘中とかはフワッと一瞬で化生する感じなので、あれがデフォなのかと思ってたけど、外に向ける力なのであんなに派手な演出だったんでしょうかね
・頭領が鬼化する時、サイドの髪がフワッってするのがなんかやたらと可愛く感じた
・薫の兄バレはいつですか
・血に狂いそうになる平ちゃんが…ああ平ちゃん!見てて痛々しかった
・歳三さんとのおにぎり半分この思い出プライスレス!あまずっぺええ!なんだこのラブコメ!!爆発しろ!!三十路の秀麗なおっさんと十代後半の娘がしていいあまずっぱさじゃねーぞ!!爆ぜろ!!!だが可愛いっ!本当可愛かった!
・千鶴を守ろうと変若水に手を掛ける源さんが…あああ源さんっ!源さん!!歳三ー早く来てええええ!!と心の中で大絶叫阿鼻叫喚。その後駆けつけた歳三さんが、割れた変若水のビンとそれに手をかける源さんに気付いた時の…あああ。
・劇場版は隊士と対になる鬼の因縁が全く無くて、関係がめちゃくちゃ薄いですね。個人的な縁が全く無くてアッサリしてて、辛うじて戦闘時に関わる位で、終盤まで続く因縁とか全く生まれて無いですよね。
劇場オリジナルで無いのか、時間の都合で描かれて無いだけで実際は絡んでたのか、どっちでしょう。天王山のエピソードと池田屋が混ざったっぽいので、やっぱり絡みがうっすいなと思うんですが。
お陰で無駄に歳三さんに絡んで大人気ない頭領を見なくて済んでほっとしてたんですが………ヤマサキ監督はそれで終わらせなかった。
鳥羽伏見で天霧に斬り合いを中断させられた後、頭領のスイッチが切り替わった瞬間を目撃したのは私だけでしょうか(笑)
あ、今、この瞬間に、
頭領の興味が千鶴→副長に切り替わった、と感じたのは私だけ?
何かスイッチ入っちゃったね(笑)って感じて、頭領このまま蝦夷に赴くの?本当に行っちゃうの?危ないよ?錦の旗出たし西に帰ろ?っと寂しい気持ちにもなりました。歳三ルート的には風間必須ですけど、頭領贔屓としては、逃げてええ!そっち行っちゃだめえ!と必死に止めたくなります。
頬切られた時は歳三”に”斬られたじゃなく、”傷”を付けられた事実の方に驚きと怒りを感じてたっぽいので、仮にあそこで頭領が勝ってればそれでお終い、怒りはあってもそれほど引っ張らなかったと思うんですよね。それを中断させられちゃったもんだから、ただのおこが激おこぷんぷん化しちゃうのもしょうがないかなと。
・ただ全体的に各キャラ同士の因縁関係が描かれて無いので、やり方によっては頭領+副長、その他隊士や薫・綱道さんの生存EDもありなんじゃないかなーと思ったり。ゲームの土方ルートは鳥羽伏見で源さんを頭領が切っちゃったのがネックだったので、それが無ければ何とか……仮に劇場版の宇都宮城で頭領が童子切持ち出して来たとしても子供の駄々と思って許してくれないかな。ならないかな。無理かな。歳三さんの溢れる母性で許して欲しいな。
・この頭領、歳三さんとの一騎打ち終えればあっさりと鬼里帰って頭領してくれそうな気がするんですけど、どうなんでしょう。
歳三さんに興味持ったのが終盤10分位なので、これで3月の第二章公開までの見えない間に怨念募らせて無ければ良いなと。頬に傷付けられて激昂したあのお目目は本気過ぎて本当悲しくなりました。頭領その道は茨やで、互いに傷付けあうしかねえぜ。里に帰ろうよ。どうせ我を忘れて激昂するなら、対綱道さん戦とか、お千ちゃんが羅刹化した時とか、頭領らしい理由で激昂してちょうだいよ。
・天霧が何とかしてくれないかと期待と懇願で第二章を待ってます。
・鳥羽伏見の副長VS頭領。歳三さん歳三さん、それ凄く八つ当たりです。イライラギリギリムカムカしてた所に丁度良く敵方で八つ当たりしても許される頭領がふらり現れたからって飲みましたよね。鬼邪魔なのは尤もですが、変若水飲むほどの因縁は二人の間にありませんでしたよね、凄く八つ当たりです歳三さん
・副長→千鶴が結構はっきりされてておや?って思った。これは恋愛感情…なのかな?それとも約束からくる意地とかそんなやつかな?っと判断に困る温度です歳三さん。結構仰ってる事はお熱な事言ってますけど、自覚ありますか歳三さん。歳三さんが千鶴を結構あからさまに意識し出すの仙台辺りで、函館で屈服したっつーかさせられた印象だったんですが、この歳三結構千鶴好きっぽそうだなっと。人柄っつーより一人の女として。劇場版の歳三はオカン要素が少ない気がします。
・あれ?じゃあ歳三さんが変若水飲んだのってそっちが理由?源さん斬ったのちーさんじゃないし、敵はちーさんが追っ払ったし。千鶴連れてく為に歳三邪魔で斬ろうとしたから飲んだ?それとも撃たれた傷も飲んだ理由に含まれるんですかどうなんですか副長!
・メインビジュアルの抜刀している副長と千鶴の書き下ろし絵。ああ、あれは正しかった。まさしく正しかった。
・新政府軍(時期的に合同軍?)が撃った銃弾を刀で弾き切る歳三ハイブリットスーパーパーフェクティック格好いい。その格好良さプライスレス!
・「俺達の戦いはまだまだこれからだ!遅れずついて来れるな!雪村!!!」「はいっ!」
土方先生と雪村先生の次回作にご期待ください!!両先生方の新作は来年三月に公開予定です!
・お千ちゃんどうした?居ない事にされた?
私の中での劇場版はこんなイメージです。
個人的には千鶴が結構頻繁に小通連抜いてやる気満々の強い子だったのが良かったです。
ただ、鬼と隊士の因縁が薄い分、千鶴と隊士の絡みもわりとあっさりしてるので、泣いてまで新選組に居たいって言う千鶴にやや???ってなりました。
数年屯所で暮らして隊士達に情を持つのは当然で、それを使い捨て扱いしてた綱道さんに動揺するのはすっごく分かるし泣くのも分かるんですが、でもパパとも子供の頃から一緒に暮らして半年行方知れずになったのを上洛してまで探そうとしたんじゃないのかね?と。もうちょいパパ側の事情も聞いてみようと思ったりしなかったのかね?と。
見えない部分で隊士達と親密度上がる色んな事があったのでしょうけど、それが劇中で描かれてないので、本当あっさりしてる間柄の印象です。人としては好感持てる人達でしょうけど、我が身を省みず献身に努める程の恩義や親密度ってあった?ってちょい疑問。
綱道さんが隠す事無く堂々と捨て駒扱い言った所為もあるかもですが、もうちょい隊士とパパの間で揺れ動いて欲しかったなと。
……まあそれしたら風間ルートでの頭領から綱道さん粛清になっちゃうんで、土方ルートだと出来る訳が無いんでしょうけどね。
逆にもし劇場版で綱道さんの粛清イベントを頭領でやられたらヤバイなと。
今回の告知PVのキャスト並びが三人メイン(桑島さん、三木さん、津田さん)だったのが、そう言った意味合いで新選組も鬼サイドも完全補完するつもりだったのだとしたらもうずっとヤマサキ監督とDEENに付いて行きます。もう毎日通ったって良い。お布施しまくりますとも。
なので頭領が千鶴に対して持つ興味も、恋愛感情全く無くただ由緒ある雪村の生き残りだから保護すんべって感じだったのが良かったです。
作中の西本願寺襲撃前に一度里に戻り京から離れてた様な事言ってましたけど、久々に戻ったら”まだ”新選組に居た同族に対して呆れ半分苛立ち半分って所がよかった。
最初は千鶴が自身を鬼だと知らない無知さや世間知らずさから(頭領から見て)、次は時世が見えていない偏狭さに失望に近い苛立ち?と、段々と頭領の千鶴に対しての認識が変わって行くのがよく分かりました。
これが土方ルートとかだと、滅びに向かうのが分かっていても自分の信念を曲げない生き様に雪村家の滅びの過去と合わせて千鶴に対しての認識を改めて受け入れちゃうっつーか、そこに雪村の鬼の誇りを見出しちゃう印象っつーか、………寧ろその頃には千鶴より歳三さんに興味が行っちゃってなんつーか、風間千景個人でボンファイアしちゃっててそれどころじゃなくなってるんですけども。
西本願寺で連れ出す時にアニメ版では俵担ぎで今回姫抱っこに変わり、個人的には俵担ぎのが大層萌えたのでやや残念だったんですが、歳三さんと斬り合う為に千鶴を一旦下ろす時の所作がゆっくりと優しげだったのは萌えました。
あの姫抱っこは本当なんだったんでしょう、元々同族には優しいけど、敵方に潜入するから利き手を空ける為に俵担ぎにしてたけど、映画版では手が塞がってても余裕っすよ!!から姫抱っこだったのか。ちーさんの優しさなのか公式のサービスだったのか判断が難しかったよ!でも下ろす時は凄く丁寧でしたよねちーさん、あれなんか凄く好きでした。凄く好きでした。
相変らず人とは違うベクトルに萌えてます。
その後、歳三さんのピンチを庇った千鶴。あれ見た瞬間、あ、風間ルート無くなったと思いました。ワザとでは無いけどちーさんが千鶴を斬りつけて寸止め間に合わなくて千鶴血が出るとか、シナリオ的に風間ルートだったら無いでしょう。そこは絶対止める。ある意味同族を意図せず傷付けちゃったのって頭領にとっては失態だったと思うんですよね。傷付けない為に脇に避けといたんでしょうし。しかも千鶴さん結構鬼と人間の間揺れ動かないし。自分が鬼って言う引け目はあっても居場所は人間側選んでますし。
歳三さんは鬼を惑わすなんか出してるとしか思えんね。額とか項辺りから漂わせてるとしか考えられん。人間は裏切ったけれど、結果的に東西の良いとこの鬼二人は最後まで連れてっちゃうからね。まじコマすわあのかわいこちゃん。
そして頭領があの千鶴に対して我が妻とか言わなかったのが良かったです。隊士達に対して過分に情持っちゃってる千鶴に対して我が妻とか言い続ける頭領は滑稽だしかませ犬っぽくて悲しすぎるので本当良かったです。
やっぱ頭領が里に連れ帰るのは風間ルートの千鶴が良いです。
隊士ルートは言わずもがな、ノーマルルートだと千鶴一人で江戸で寂しく暮らして行きそうですし、もし風間の言葉を借りて鬼里に身を寄せる事になったとしても客分扱いな感じがします。
新選組を追い続けた中で風間に対しての好意と信頼を持たないまま(風間ルートとノーマルルート分岐選択)蝦夷で別れたら、最終的に誰にも頼らないままの性質は変わらないので下手したら黎明で言う所の亡霊になっちゃいそうですし…流石に亡霊は無くても頭領の妻はまず無理だなっと思いました。
黎明でのあれって新選組も大事だけれど、ちーさんも大事だからこそ堕ちずに踏ん張ってる部分ある気がするんですよね。
劇場版、あとは頭領が歳三さんへの執着を持たなければ、鬼サイドはとても平和に終わるんですけどね!歳三さんと会って斬りあって執着しない風間とかありえませんが、鬼サイド的には悲しい、とても悲しい。
風間千景個人としてひゃっはーするのは悲しくも嬉しいですが、やっぱり頭領には歴史の傍観者としての立ち位置で望んで貰いたいもんです。里を背負ってあまり個としての自由が無い皆の頭領してる風間がやや寂しいですけど一等好きとです。それを支える千鶴が居て、千鶴の無くした溝や寂しさを埋めるのが頭領で、そこがちーちづの醍醐味と言いますか。
何か書いてる内にやたらと無印、随想、黎明がプレイしたくなりました。
第二章が待ち遠しいですね!